近年における木全翔也の飛躍を語る上で欠かせないのが、俳優および声優としての目覚ましい台頭です。
読売テレビ・日本テレビ系列で放送された連続ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(2023年)では、主人公の近所に住むキーパーソンの高校生・小椋悠役を好演。地上波連続ドラマ初出演とは思えないナチュラルなセリフ回しと、繊細な心情描写で視聴者を惹き込みました。テレビ誌記者によると、「カメラの前で気負うことなく、その場に実在する人物として息づく天性のセンスがある」と制作スタッフからも賞賛の声が上がっていました。
そして彼の表現力を新たな高みへと押し上げたのが、高山一実原作の劇場アニメーション映画『トラペジウム』です。主人公・東ゆうの野望に巻き込まれながらも彼女を支える男子高校生・工藤真司役として、主要キャラクターの声優を務めました。アニメファンや批評家からも「アイドル声優という先入観を完全に覆す、透明感と説得力のある声の演技」と絶賛され、声優業界でも確固たる足跡を残しました。彼の持つ耳馴染みの良い声質と感情表現の豊かさは、今後の声優業界でもさらなるオファーを呼び込むと確実視されています。