ロサンゼルス郡検視局が公表した解剖報告書によると、ポール・ウォーカーの死亡年齢は40歳。その直接の死因は、「激しい衝突による多発外傷(外傷性損傷)」と「車両炎上による熱傷・煙の吸入(熱傷性損傷)」の複合的な要因であると結論づけられました。
運転席にいた友人のロジャー・ロダス氏が衝突時の衝撃による頭部や胸部の骨折でほぼ即死状態だったのに対し、助手席のポール・ウォーカーは衝突直後、わずかな時間生存していた形跡が確認されています。検視官の報告によると、彼の気管からは煤(すす)が検出されており、衝突後に発生した猛烈な火災の煙を吸い込んでいたことが明らかになりました。
全身に及ぶ重度の熱傷を負った遺体は損傷が激しく、視認での身元確認が不可能な状態であったため、最終的な身元特定は歯科記録(歯型)の照合によって行われました。なお、毒物検査の結果から、2人の体内からはアルコールや違法薬物は一切検出されておらず、薬物等の影響による運転ミスではなかったことが公的に証明されています。