関越自動車道を利用するドライバーにとって、最も回避したいのが突発的な通行止めや数十キロに及ぶ大渋滞です。報道各社の取材データやNEXCO東日本が公表する道路交通実績によると、関越道における渋滞の約7割は交通集中とサグ部(下り坂から上り坂への変化点)での自然減速に起因しています。
特に休日の夕方、上り線で発生する激しい渋滞では、追突事故が重なることで通過時間が通常の3倍〜4倍に跳ね上がるケースが珍しくありません。事故の多くは、速度低下した車列の末尾に後続車が追突するパターンであり、車間距離の不保持や漫然運転が引き金を引いています。
リアルタイムの運行判断においては、出発直前の情報収集体制が命運を分けます。NEXCO東日本の公式ポータルサイト「ドラとら(ドライブトラフィック)」や日本道路交通情報センター(JARTIC)の速報マップでは、関越道区間の事故発生状況、規制速度、通行止め理由(事故処理、車両火災、大雪によるスタック等)が分単位で更新されています。カーナビのルート案内のみに依存せず、広域の規制状況を自ら能動的に把握する姿勢が不可欠です。