過負荷の闇に対峙するのが、容姿端麗・頭脳明晰・運動神経抜群という完全無欠のスーパーヒロイン、黒神めだかです。彼女の放つ名セリフは、圧倒的な自己肯定感と他者への無償の愛に満ちています。
「貴様たちの言う限界とは、貴様たち自身のことだ」「私は誰かを救うために生まれてきたのではない。誰かを愛するために生まれてきたのだ」といった台詞は、常人には決して真似できないカリスマ性を象徴しています。めだかの言葉は一見すると強者の傲慢に映るかもしれませんが、その根底には「全人類を等しく愛し、誰も見捨てない」という狂気的なまでの覚悟が存在します。
そして、そのめだかを最も近くで支え続けた幼馴染・人吉善吉の存在も見逃せません。「あいつがバケモノなら、俺はあいつの隣に立つためにバケモノになる」「めだかちゃん、お前を普通にする!」という善吉の宣言は、神のような存在に手を伸ばす等身大の人間の意地を示しています。完璧すぎる主人公と泥臭い相棒、この二人の対比が織りなす言葉の掛け合いは、作品の骨太なドラマを支える原動力となりました。