女優・西野七瀬のキャリアにおいて最大のターニングポイントとなったのが、2021年公開の映画『孤狼の血 LEVEL2』(白石和彌監督)への出演です。彼女はこの作品で、スタンド「スタンド華」のママ・近田真緒役を熱演しました。
清純なパブリックイメージを完全に覆し、地毛を明るい茶髪に染め上げ、昭和の歓楽街に生きるスレた女性を泥臭く表現。松坂桃李演じる刑事・日岡との生々しい絡みや、胸元をあらわにした濃厚な濡れ場など、まさに西野七瀬の体当たり演技が映画ファンのド肝を抜きました。
この演技によって彼女は第45回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」および「新人俳優賞」をダブル受賞。ただの元アイドルではなく、過激な描写をも恐れず物語の血肉に昇華できる本格女優としての評価を完全に確立しました。