全国に約1万6,000店舗を展開するファミリーマートですが、店内に設置されているATMは均一ではありません。歴史的な背景として、旧サークルK・サンクスを統合した際や首都圏を中心とした戦略的拠点に「ゆうちょ銀行ATM」が約4,000台規模で導入された経緯があり、残りの過半数の店舗には従来型のイーネットATMが設置されています。
一般の利用者から見れば「ファミマの中にあるATM」という認識に過ぎず、このハードウェアの違いに気づくのは容易ではありません。しかし、カードを挿入する前に確認すべき識別ポイントは明確に存在します。
最もわかりやすい識別基準は、筐体のカラーリングと画面のインターフェースです。「ゆうちょATM」は機械上部や側面に濃いグリーンのコーポレートカラーが配され、画面にも大きく「JP ゆうちょ銀行」のロゴが表示されています。受話器が付属しておらず、通帳の挿入口が存在しないコンパクトなスリム型設計が特徴です。一方の「イーネットATM」は白を基調としたデザインで、機械上部に赤と白の「E-net」看板が掲示されており、画面には提携各行の案内がローテーションで流れます。
この外見の違いを把握していないと、ファミリーマートゆうちょ引き出し手数料として知らぬ間に200円以上の現金を機械に吸い取られる事態に直結します。