高垣彩陽の演技の引き出しの多さは、青春群像劇からダークファンタジーまで縦横無尽に広がっています。
合唱をテーマにしたP.A.WORKS制作のアニメ『TARI TARI』で演じた坂井和奏は、母の死をきっかけに音楽から離れてしまった女子高生です。合唱時における本物の美声と、思春期の葛藤を抱えた等身大の演技が見事に融合し、作中歌『心の旋律』はアニメファンの心に深く刻まれる名曲となりました。
一方、『黒執事 Book of Circus』のドール役では、サーカス団員としての少年っぽい中性的なトーンと、少女としての過酷な宿命を背負った悲痛な叫びを見事に演じ分けました。さらに『デュラララ!!』の狩沢絵理華では、超ハイテンションな腐女子キャラを小気味よいマシンガントークで演じるなど、シリアスからギャグまでこなす変幻自在の演技幅を証明しています。