しかし、絶頂期は長くは続かなかった。2023年9月、不同意性交等致傷の疑いによる逮捕。このニュースは、彼を支持した有権者のみならず、全国に衝撃を与えた。議会での真摯な活動をアピールし、ようやく「まともな政治家」としての地歩を固めつつあった矢先の出来事である。
夜の街の住人から政治家へというシンデレラストーリーは、最悪の形で幕を閉じた。支持者たちが抱いた期待は、一瞬にして裏切られた。彼が主張していた「過去の反省と更生」というストーリー自体が、単なるポピュリズムの道具だったのではないかという疑念が噴出した。