美容室のシャンプー台で首が痛い原因は?最新型の特徴と対策を徹底解説

美容室のシャンプー台で首が痛い原因は?最新型の特徴と対策を徹底解説

美容室のシャンプー台で首が痛い原因は?最新型の特徴と対策を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

サロンで使用されるシャンプー台は、施術者の立ち位置やボウル形状によって大きく分類されます。現在主流となっている機器の特性を知ることは、自分に合ったサロン選びや施術時の負担軽減に直結します。なかでもバックシャンプーとサイドシャンプーの違いは、施術を受ける側の姿勢と首への負担に決定的な差を生み出します。

「サイドシャンプー」は、昭和から平成にかけて日本のヘアサロンで主流だった方式です。美容師が客の横(サイド)に立ち、片手で頭部を支えながらもう一方の手で力強く洗い上げます。しっかりとした水圧と強い指圧感で頭皮を洗える爽快感がある一方、客の身体は浅めのリクライニング状態で首だけを急角度に後ろへ倒す姿勢になりやすく、頸部への力学的負荷は構造上高くなります。

一方の「バックシャンプー」は、美容師が客の頭頂部側(バック)に立って施術する欧米発祥のスタイルです。シートの背もたれが自然な角度で倒れ、施術者の腕ではなくシャンプーボウルに頭部を預けるため、首の屈曲角度が比較的緩やかに設計されています。さらに近年、このバックシャンプーの構造を極限まで進化させたのが「フルフラット型」です。

フルフラット型を一躍全国区に押し上げた代表格が、タカラベルモントYUMEシャンプーの評判です。2000年代半ばの登場以来、高級スパサロンやヘッドスパ専門店を中心に圧倒的な支持を獲得してきました。従来の機器が首筋の1点のみで頭部を支えていたのに対し、YUMEシリーズは首元を支える「ネックレスト」に加え、後頭部を面で支える「2個の独立型ヘッドピロー」による3点支持構造を採用しています。

これにより、シートが水平(フルフラット)に倒れても頭部の重量が後頭部全体へと均等に分散され、フルフラットシャンプー台の寝心地は「まるで浮力で浮かんでいるベッドに寝ているかのよう」と評されるほどの進化を遂げました。首への圧迫感がほぼ消失するため、30分以上の長時間のヘッドスパ施術でも首が痛くなりにくく、美容院脳卒中症候群の予防観点からも高い評価を得ています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。