進路先候補として常に並列して語られてきたのが、東京大学と筑波大学である。総合大学としての最高峰で先端科学を学ぶか、あるいは農学・生物資源学の伝統と充実した研究施設を誇る筑波の地で実地研究に没頭するか。進路選択は単なるブランド志向ではなく、「どの環境が最も自身の研究テーマを深められるか」という実利的な観点から絞り込まれてきた。
複数の皇室関係者は、本人の強い意志が最優先されていると明かす。自然環境保全や生物多様性への関心は一過性のものではなく、将来の公務にも結びつくライフワークとしての性格を帯びている。どのキャンパスを選ぼうとも、そこで得られる知見は次世代の皇室像を形作る礎となる。