バッテリートラブルに直面した際、意外と見落とされがちな制度や緊急時の対処手順が存在します。
ホンダの特別保証期間を活用できるか確認
ホンダの公式保証規定において、ハイブリッド機構(駆動用バッテリー、インバーター、DC-DCコンバーター等)は「特別保証」の対象となっています。保証期間は新車登録から5年間、または走行距離10万km以内です。万が一この期間内に駆動用バッテリーの不具合が生じた場合、無償で交換修理が受けられます。中古車として購入した場合でも、正規ディーラーで「保証継承手続き」を完了していれば対象となるため、登録年数と走行距離は必ず確認してください。
フリードハイブリッドがバッテリー上がりを起こした時の対処法
「補機バッテリーが上がってドアすら開かない」「スタートボタンを押してもシステムがREADYにならない」という事態に陥った場合、以下の手順でジャンプスタートを行います。
- 救援車(12Vガソリン車)を準備:※ハイブリッド車同士での救援は、突入電流で相手方のハイブリッドシステムを破損させる危険性があるため避けてください。
- ブースターケーブルの接続:フリードのエンジンルーム内にあるヒューズボックス内の専用救援端子(プラス)に赤ケーブルを接続し、救援車のプラス端子へ接続。次に救援車のマイナス端子に黒ケーブルを接続し、最後にフリードのエンジンブロックなどの未塗装金属部(マイナスアース)へ接続。
- 救援車のエンジン始動:回転数を少し高めに保ち、数分待機。
- フリードの起動:ブレーキを踏みながらパワースイッチを押し、「READY」表示が点灯することを確認。
- 逆の手順でケーブルを外す:始動後はすぐに電源を切らず、最低でも30分〜1時間は走行して充電を促すか、速やかに新品バッテリーへ交換してください。