Q1:家庭で竜田揚げを作る際、片栗粉を綺麗に「粉吹き状態」にするコツはありますか?
A1:下味の漬けダレから肉を引き上げた後、ペーパータオルで余分なタレの水分をしっかりと拭き取ることが決定打となります。水分が多すぎると片栗粉がドロドロのペースト状になり、白い粉を吹きません。表面が軽く湿っている程度の状態で片栗粉をたっぷりとまぶし、余分な粉をはたき落としてから170〜180度の高めの油で一気に揚げると、見事な白と茶色のコントラストに仕上がります。
Q2:市販の「から揚げ粉」を使って竜田揚げを作ることはできますか?
A2:一般的な市販のから揚げ粉には小麦粉や膨張剤、スパイスがあらかじめ調合されているため、基本的には竜田揚げ特有の食感や外観には仕上がりません。ただし、近年スーパーで販売されている「竜田揚げ専用粉」は主成分が加工デンプンで構成されており、醤油ベースの下味用調味料が別添えされているため、手軽に本格的な竜田揚げを再現可能です。
Q3:時間が経ってベチャっとしてしまった唐揚げや竜田揚げを復活させる温め直し方は?
A3:電子レンジ単独での加熱は衣の水分をさらに引き出してしまうため厳禁です。耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、レンジで20〜30秒ほど内部を温めた後、アルミホイルを敷いたオーブントースター(または魚焼きグリル)で表面がパチパチと音を立てるまで2〜3分空焼きしてください。余分な油がホイルに落ち、衣の水分が飛んで揚げたてに近いサクサク感が蘇ります。
Q4:片栗粉の代わりに「コーンスターチ」を使っても竜田揚げになりますか?
A4:コーンスターチ(とうもろこしデンプン)も片栗粉と同様にグルテンを含まないため、非常にカリカリとした軽快な食感に仕上がります。ただし、コーンスターチは片栗粉に比べて糊化温度が高く、やや白っぽさが強く硬めの歯ざわりになります。片栗粉が手元にない場合の代用としては優秀ですが、和食本来のしっとりとしたデンプン粉吹きの風情を求めるなら、やはり馬鈴薯由来の片栗粉を使用するのが理想的です。