そもそも「即レス」とは具体的に何分以内の返信を指すのでしょうか。各種メディアのアンケート調査やビジネスコミュニケーション実態調査を統合すると、コミュニケーションの文脈によって明確な線引きが存在することが分かります。
LINEを中心としたプライベートなやり取りでは、受信から「5分以内の返信」を即レスと認識する人が約6割を占めています。送信側の感覚としては、「送って間を置かずにラリーが続く状態」を即レスと捉えるケースが多く、10分を超えると「通常のテンポの返信」へと認識がシフトします。スマートフォンのプッシュ通知を見てその場でアプリを開き、迷わず打ち返せる時間感覚がまさに5分前後です。
対照的に、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどが主流となったビジネスチャットでは、業務進行を妨げない現実的な枠組みとして「15分〜30分以内の反応」が即レスの目安とされています。かつて主流だった電子メールでは「24時間以内(営業日当日)」が常識とされていましたが、チャットツールが主軸となった現場では、初動のスピード感が信頼関係を左右するファクターとなっています。