ジャーナリスティックな視点において、称賛の嵐の裏側にある「利用者の本音」を見過ごすわけにはいきません。宿泊者の生々しいレビューや知恵袋、ブログの実食記を精査すると、いくつかの明確な留意点が浮かび上がってきます。
まず散見されるのが、「軽食派にとっての価格ギャップ」です。普段の朝食がトースト1枚やコーヒー程度で完結するタイプの方からは、「大人の朝食料金約3,500円は割高に感じてしまった」という率直な意見が寄せられています。品数が豊富でご当地グルメを網羅しているからこそ、少量しか食べられない旅行者にとってはコストパフォーマンスの面でミスマッチが生じやすい構造があります。
もう一つの課題は、休前日や連休中における朝8時台の混雑集中です。チェックアウト前の時間帯はエレベーターや会場入口が一時的に混み合い、料理の補充タイミングによっては列に並ぶ時間が発生します。現場を熟知するリピーターの多くは、「7時オープン直後に会場入りし、ゆったりと食事を済ませてから部屋で身支度を整える」という回避策を実践しています。こうした事前の立ち回りを知っているか否かで、体験の質に大きな差が生まれます。