山本さんの殉職から2年後の2014年、彼女の報道精神と志を後世に継承するため、一般財団法人山本美香記念財団が設立され、「山本美香記念国際記者賞」が創設されました。
この賞は、国際紛争や人権侵害、社会的不公正に立ち向かい、危険を顧みずに果敢な取材活動を展開した優れたジャーナリストや制作者に毎年授与されています。難民問題やウクライナ情勢、中東の戦乱など、厳しい現場から真実を掘り起こす気概ある報道人が今も顕彰され続けています。
武力紛争が絶えない現代だからこそ、彼女が命懸けで伝えた「戦火の中で生きる一般市民の日常」という視点の重要性は、色褪せるどころか一段と重みを増しています。