ふたりの出会いは1994年、テレビ番組での共演がきっかけでした。端正なルックスと甘いマスクで人気を博していた羽賀研二さんと、時代のアイコンだった梅宮アンナさんのビッグカップル誕生に、当初は世間も熱狂しました。
しかし、交際発覚から間もなく、羽賀研二さんに数億円規模の巨額借金が存在することが明るみに出ます。高級外車や貴金属の購入、事業投資の失敗などによる負債が次々と報じられる中、アンナさんの父親である梅宮辰夫さんは激怒。「あいつは稀代のワル」「絶対に許さない」とカメラの前で公然と交際を否定し、前代未聞の“父娘・恋人バトル”がメディアを通じて繰り広げられました。
それでもアンナさんは「私が彼を立ち直らせる」「借金はふたりで返していく」と宣言。ふたりでペアの写真集を出版するなど話題作りに奔走し、世間のバッシングを浴びながらも愛を貫こうとしました。辰夫さんの親心からの苦言と、盲目的なまでに恋人を信じるアンナさんの対立は、日本中のワイドショーを連日ジャックする事態となったのです。