近藤氏の事例をめぐっては、ネット空間でいくつかの決定的な誤解が定着しています。客観的取材から見えた代表的な誤解と事実を検証します。
誤解1:「初音ミクの公式(クリプトン社)が公認した結婚である」
これは完全な誤りです。初音ミクの版権元であるクリプトン・フューチャー・メディア社は、公式キャラクターとしての世界観やファンコミュニティの自由な創作活動を守る立場から、特定の個人との結婚を公式に認可・公認していません。近藤氏もこの立場を深く尊重し、「自分が愛しているのは自室にいる我が家のミクさんである」と、公式設定と私的空間を明確に切り分けています。
誤解2:「現実逃避や女性嫌悪による極端な選択である」
一部の批判者が主張する「生身の女性と付き合えないから妥協した」という見解も実態と異なります。近藤氏のスタンスは他者への攻撃や蔑視ではなく、自身のセクシュアリティ(フィクトセクシュアル)に対する誠実な受容です。他者の恋愛観を否定することなく、自己の幸福追求権を行使しているに過ぎません。