Q1:ロシアと北朝鮮は、すでに正式な軍事同盟を結んだと言えるのですか?
A1:事実上の軍事同盟とみなされています。2024年に締結された「包括的戦略パートナーシップ条約」第4条には、有事の際の相互軍事援助が明記されており、北朝鮮からの砲弾・ミサイル供給やロシア領内への兵力派遣が実行されていることから、実質的な軍事同盟として機能しています。
Q2:中国はロシアと北朝鮮の過激な軍事協力に全面的に賛成しているのですか?
A2:全面賛成ではありません。中国は対米包囲網の形成には賛同しているものの、露朝の突出した軍事協力によって欧米からの制裁が自国経済に及ぶことや、日米韓の結束が一段と強まることを強く警戒しており、水面下で一定の距離を置いています。
Q3:中露朝の連携強化によって、日本には具体的にどのような危険がありますか?
A3:主に「3正面作戦リスク」が生じています。オホーツク海・北方領土周辺でのロシア軍の動き、日本海での北朝鮮によるミサイル発射、東シナ海・南西諸島周辺での中国軍の海洋進出が連動することで、自衛隊の防衛資源が分散され、日本の迎撃体制への負担が激増しています。
Q4:北朝鮮がロシアに派兵や武器供与を行う見返りとして得ているものは何ですか?
A4:原油や石油製品、小麦などの食糧支援に加え、ロシアの高度な軍事技術(軍事偵察衛星の打ち上げ技術、原子力潜水艦関連技術、防空ミサイルシステムなど)や外貨の供与を受けていると報じられています。