メルボルン名店Bbbの椅子はなぜ天井に?珈琲聖地の真相と実力

メルボルン名店Bbbの椅子はなぜ天井に?珈琲聖地の真相と実力

メルボルン名店Bbbの椅子はなぜ天井に?珈琲聖地の真相と実力について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

Googleマップやトリップアドバイザー、そしてSNSに集まる膨大なレビューを精査すると、同店に対する評価は「極めて熱狂的な支持」と「構造上の戸惑い」の2つに明確に分かれています。

絶賛の声で目立つのは、やはり抽出技術の高さと独特のグルーヴ感です。「これまで飲んだフラットホワイトの中で最もキレがあった」「店内の活気とバリスタのプロフェッショナリズムに圧倒される」といった意見が目立ちます。また、日本からオーストラリアへ渡るワーキングホリデーのバリスタ志望者たちにとっても、Brother Baba Budanのカウンターは最高峰の技術と英語コミュニケーションが交差する「生きた教科書」として語り継がれています。「あの狭いスペースで1日数百杯を淀みなく捌くオペレーションは圧巻の一言」と、現場で働く日本人バリスタたちも口を揃えます。

一方で、手厳しい意見の多くは「物理的な狭さ」に起因しています。「席が少なすぎて座れた試しがない」「ベビーカーや大きなスーツケースを持って入るのは不可能」「落ち着いて友人と会話を楽しむ雰囲気ではない」といった指摘です。実際、中央のコミュナルテーブルと窓際の僅かなベンチしか座席がなく、混雑時には注文待ちの客と商品を受け取る客で店内がぎっしりと埋まります。この「親密すぎる空間密度」こそがメルボルン流のコーヒースタンド文化なのですが、ゆったりとしたカフェ空間を期待して訪れると大きなギャップを感じることになります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。