冬の北海道における道の駅での車中泊は、本州の感覚で行うと生命の危機に直結する重大なリスクが存在します。
最大の脅威は「一酸化炭素中毒」です。寒さをしのぐためにエンジンをかけたままでいると、一晩の激しい降雪によってマフラーが雪で埋もれてしまいます。排気ガスが車内へ逆流し、就寝中に気付かないまま命を落とす痛ましい事故が道内で実際に発生しています。
さらに、氷点下10度から20度以下まで冷え込む厳冬期には、家庭用の寝袋や簡易防寒具では体温を維持できず、重度の低体温症や凍死に至る危険性があります。軽油の凍結によるエンジン始動不能やバッテリー上がりなど、車両トラブルも多発します。寒冷地仕様の本格キャンピングカーや独立した燃焼式ヒーター(FFヒーター)を備えていない一般的な車両での冬期車中泊は絶対に避け、ホテルや旅館などの宿泊施設を利用してください。