作りたてのスライムは、どんなに慎重に混ぜても多少の曇りや気泡が残ります。ここから完全なガラス状へと仕上げる工程が「気泡抜き(脱泡)」です。
基本となる手法は密閉容器での静置です。空気に触れる表面が乾燥すると膜が張って濁るため、表面にラップを密着させるか、空気層が極力少ないタッパーなどの密閉容器に入れます。室温20℃前後の直射日光が当たらない場所で、3日〜7日間放置することで、内部の浮力によって気泡が自然に上面へと抜けていきます。
もし1週間も待てない場合の裏ワザとして有効なのが「温浴法(40℃前後の湯煎)」です。耐熱密閉容器に入れたスライムを、約40℃のぬるま湯に20分ほど浮かべて温めます。液体の温度がわずかに上がることで粘度が一時的に低下し、内部の空気が数倍のスピードで表面へ浮上します。表面に残った大きな泡は、消毒用エタノールを軽くひと吹きスプレーすることで、表面張力が壊れて一瞬で消泡します。