創価学会と中国の深層関係を解剖!池田・周恩来会見から今のパイプまで

創価学会と中国の深層関係を解剖!池田・周恩来会見から今のパイプまで

創価学会と中国の深層関係を解剖!池田・周恩来会見から今のパイプまでにまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

民間交流の象徴的拠点として機能し続けているのが、東京都八王子市にキャンパスを構える創価大学です。1975年4月、創価大学は新中国(中華人民共和国)から日本への第1期公費留学生6名を受け入れました。当時の日本国内では台湾との関係から受け入れを躊躇する大学が多かった中での決断でした。

留学生の一人であり、後に駐日中国大使を務めた程永華(チョン・ヨンファ)氏は、創価大学での学生生活を振り返り、「当時の日本社会の冷ややかな空気の中で、創価大学の教職員や学生たちは家族のように温かく迎えてくれた」と述懐しています。キャンパス内には周恩来夫妻を記念して植樹された「周桜(しゅうざくら)」と「周夫婦桜」が今も大切に守られており、中国の歴代要人が訪日した際には、東京の中心部から離れた八王子の同大学をわざわざ訪問することが恒例行事となってきました。

教育現場のデータを見ても、創価大学は中国の主要大学(北京大学、復旦大学など)と数十校に及ぶ学術交流協定を結び、年間数十名規模の中国人留学生を受け入れ続けています。現場の日本人学生と留学生の間では、尖閣問題や歴史認識を巡る激論が交わされることもある一方、草の根の人的ネットワークが何世代にもわたって官界・学界・経済界に蓄積されている事実は、他大学には見られない独自のリアリティと言えます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。