連載終了後に刊行された『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』では、本編で語り尽くせなかった二人の恋の進展や裏設定が明かされています。
本編中には明確な告白シーンが描かれていませんでしたが、ファンブック内の記述や描き下ろし漫画によって、炭治郎がカナヲに対して誠意を持ったアプローチを重ねていたことが判明しています。戦後、炭治郎は失明した左目や不自由になった左腕を抱えつつも、竈門家と蝶屋敷を行き来しながら文通を続け、少しずつ関係を深めていきました。
また、炭治郎の実直な優しさに触れ続ける中で、カナヲもまた自分の気持ちを言葉にして伝えられるようになり、ごく自然な流れで夫婦の契りを交わすに至ったと記されています。家族を愛し、平穏を何よりも望んでいた二人が、温かな家庭を築いて静かに添い遂げたことは、公式設定として明確に位置づけられています。