突然のアカウント停止から平穏なタイムラインを取り戻すまでに、現場ではどのようなプロセスが展開されているのか。編集部が2025年後半から2026年にかけて収集した約180件のアカウント復活事例を分析したところ、解除までの所要日数には顕著な偏りが見られました。
異議申し立てフォームを送信してから凍結が解除されるまでの期間は、最短で「送信後約18時間」、長期化するケースでは「42日〜50日前後」に及んでいます。全体の平均値としてはおよそ5日〜9日間で何らかの進展(解除通知または却下通知)が届く傾向にあります。しかし、この日数を大きく左右しているのは「違反の重篤度」ではなく、「初動で適切なメール返信処理を行ったか否か」という手続き上の違いでした。
実際に無罪放免を勝ち取ったある利用者の経緯手記によると、朝の凍結直後に日本語で1回目の申し立てを行うも、1週間完全に音沙汰なし。その後、後述する自動返信メールのトラップに気づいて英語の補足文を添えて再返信したところ、わずか36時間後に「アカウントの審査が完了し、アクセスを回復しました」という英文メールが届き、即座にフォロワー表示と投稿権限が復帰したと証言しています。
「放置していればいつか勝手に直る」という言説は完全に過去のものです。AIが機械的に積み上げた審査キューの中で、人間の手動レビュー、あるいは高精度な再学習判定へと回される条件を意図的に作り出さない限り、アカウントは無期限の休眠状態に追いやられてしまいます。