サカナクションのギタリスト・岩寺基晴の現在を語る上で欠かせないのが、バンド全体の劇的な再始動とそこからの進化です。2024年4月から開催された全国アリーナツアー『SAKANAQUARISON 2024 “turn”』において、約2年ぶりとなる5人編成でのステージ復帰を果たし、全国のオーディエンスに圧倒的なパフォーマンスを提示しました。
2026年現在、岩寺基晴はフロントマンの山口一郎をはじめとするサカナクションのメンバーとともに、フェス出演や単独公演、さらには新規音源のレコーディング作業に没頭しています。ライブの現場では、正確無比なカッティングと空間系エフェクトを駆使した浮遊感のあるリフが冴え渡り、バンドの低音を支える草刈愛美のベースや江島啓一のドラム、岡崎英美のシンセサイザーと完璧な同期を見せています。
一時的なブランクを感じさせないフィジカルと研ぎ澄まされた音響感覚は健在であり、ステージ上で見せる引き締まった表情とギターをかき鳴らすダイナミズムは、表現者としての新たな成熟を物語っています。