Q1:高齢者の水頭症は本当に手術で治るのですか?
A1:特発性正常圧水頭症(iNPH)の場合、適切な検査を経て早期にシャント手術を行えば、歩行障害を中心に70〜80%前後の患者で明らかな症状の改善が得られます。完全に発症前の状態に戻らない場合でも、介護負担の大幅な軽減が期待できます。
Q2:シャント手術の入院期間や費用、体への負担はどの程度ですか?
A2:一般的に入院期間は検査を含めて1〜2週間程度です。手術自体は1〜2時間前後で終了し、高齢の患者でも耐えられる安全な術式が確立されています。公的医療保険の適用対象であり、高額療養費制度を利用することで自己負担額を一定限度に抑えられます。
Q3:手術後に注意すべき生活上の注意点や後遺症のリスクはありますか?
A3:術後は体内に埋め込んだチューブの閉塞や感染症、髄液の引きすぎによる慢性硬膜下血腫などに注意が必要です。また、強力な磁石を頭部に近づけるとバルブの設定圧が狂う可能性があるため、定期的な外来受診と頭部MRI撮影時の事前申告が推奨されます。