志望校の選定において、最も注目を集めるのが合格難易度と進路の出口戦略だ。大手教育情報ポータルのベネッセマナビジョンなどの最新模試データによると、普通科とは異なる総合学科特有の偏差値帯(40台後半〜50前後)を維持しており、確実な基礎学力を持つ層が厚く集まる傾向が見て取れる。近年の山口県公立高校入試における一般選抜・推薦選抜の志願倍率は1.0倍前後で推移しており、極端な高倍率による激戦というよりは、カリキュラムに明確な目的意識を持った生徒が堅実に集まる「質の高い競争」が展開されている。
進学実績に目を向けると、山口大学や下関市立大学といった地元国公立大学への合格者をコンスタントに輩出。さらに西南学院大学や福岡大学などの私立中堅〜難関大学、医療・看護系専門学校への進学、公務員採用試験の現役合格まで、その進路先は驚くほど多彩だ。一括りの学力選抜にとどまらない総合学科ならではの推薦枠活用や小論文指導が、確かな実績へと直結している。