公式な形でのファンとの繋がりにおいて、中居正広さんは極めてユニークな立ち位置を確立しています。個人事務所設立に伴って開設されたファンクラブ「のんびりなかい」のメール配信や会員サービスは、ファンの経済的負担を徹底的に排除した設計(年会費設定の低さや誠実な運営姿勢)で大きな話題となりました。
また、ニッポン放送の長寿番組『中居正広 ON&ON AIR』における中居正広 ラジオ メール 投稿の扱いにも、独自の美学が色濃く反映されています。番組ではメールでの受付だけでなく、今なお「ハガキによる投稿」を極めて大切に扱っています。
デジタル全盛期において、あえてペンを執り切手を貼って送られてくるハガキには、リスナーの体温と時間が宿っている――中居さんはそうしたアナログな温もりを深く愛しており、番組内でハガキを1枚1枚手にとって読む姿はリスナーとの揺るぎない信頼関係を象徴しています。メールという即時的なツールの利便性を認めつつも、決してそれに溺れないバランス感覚が、彼のタレント生命の長さに直結しています。