温泉旅館の満足度を左右するもう一つの主役が食事です。第一滝本館の夕食は、メインとなるビュッフェダイニング「白樺」でのブッフェ形式、または落ち着いた個室食事処での和食会席膳から選択できますが、利用者の7割以上が「北海道の味覚を網羅したバイキング」を選択しています。
ネット上の口コミで最も熱い視線が注がれるのが、名物のカニ食べ放題(ズワイガニ等の脚肉盛り)です。バイキングのカニに対しては「水っぽいのではないか」「身がパサついているのでは」という先入観を抱く読者も多いはずですが、現場の提供スタイルは徹底しています。専任の厨房スタッフが常にストック状況を監視し、スチームしたての引き締まったカニ脚が途切れることなく豪快に補充されます。「ハサミを入れた瞬間にジューシーな甘みが溢れ、カニだけで元が取れた」という宿泊記が多数寄せられているのも頷けます。
加えて、オープンキッチンでシェフが目の前で焼き上げる北海道産牛の鉄板ステーキ、職人が握る新鮮な寿司、揚げたてのサクサクした天ぷら、さらには季節ごとの北海道郷土料理(鮭のチャンチャン焼きやホタテの浜焼き風など)がオープンカウンターに整然と並びます。デザートコーナーには道産牛乳を使用した濃厚なソフトクリームや観音山フルーツパーラーの提携スイーツが並び、女性客やスイーツ層からも圧倒的な支持を集めています。
ただし、週末や連休などの繁忙期においては、午後18時〜19時台のピークタイムに実演コーナー付近で一時的な行列が発生します。ストレスなく優雅に食事を堪能したい賢明な宿泊客は、「開場直後の第1部(17:30〜)またはピークを過ぎた第2部後半(19:45以降)」の枠をチェックイン時にリクエストするのが鉄則です。