患者が口を揃えて挙げる最大のハードルが「予約の取りづらさ」です。公式予約システム(ドクターキューブ)を導入していますが、新規受付枠は公開と同時に埋まってしまう現象が常態化しています。なぜこれほどまでに予約が取れないのでしょうか。
理由は極めてシンプルで、「患者一人ひとりに対する問診・触診・アライメント評価に20〜30分以上の時間をかける体制」を維持しているからです。一般的なクリニックのように「3分診療で薬を出して終わり」という回転重視の診療を行わないため、1日に診察できる新規患者の上限が構造的に制限されています。
初診予約を確保し、スムーズに受診するための重要ポイントは以下の通りです。
- 定期的なWeb予約枠の解放タイミングを狙う:システム上でキャンセルが出た際、リアルタイムで空き枠が反映されます。早朝や深夜、診療前日の夜などに空き枠が突如出現することがあるため、こまめなチェックが有効です。
- 複数外来の希望時は電話相談を活用:インソール作製やリハビリテーションを同日に行いたい場合、Web上からは重複予約が取れない仕様になっています。予約窓口(03-6434-1082)に事前連絡を入れて相談するのが確実です。
- 予約時間通りに来院しても待つ覚悟を持つ:ネット上の口コミで散見される「予約したのに30分〜1時間待った」という指摘は事実です。前の患者の処置内容(緊急の創傷処置や装具の微調整など)によって診察時間が後ろ倒しになる傾向があります。受診当日は前後に余裕を持ったスケジュールを組むことが鉄則です。
また、絶対に知っておくべき診療ルールとして、「インソール作製やリハビリは初診当日にいきなり実施できない」という点が挙げられます。初診時は綿密な診察と画像診断を行い、医学的に装具が必要であると医師が診断・処方箋を発行して初めて、次回の専門外来枠で義肢装具士による型取りが行われます。「今日行ってすぐインソールを作って帰りたい」と考えて足を運ぶと大きな失望につながるため注意してください。