「朝は綺麗に仕上がったのに、わずか数時間で小鼻や頬の毛穴に白いポツポツが溜まる……」。この毛穴落ちは、皮脂とBBクリームの油分が混ざり合い、毛穴のくぼみに落ち込むことで発生します。多くの人が「毛穴を隠そう」とファンデーションを厚く塗り重ねがちですが、実はその行為自体が毛穴落ちを加速させる最大の引き金です。
大手コスメカウンターのカウンセリングデータによると、BBクリームを使用して「崩れる」「テカる」と回答したユーザーの約63%が、メーカー推奨量を大幅に超える量を使用していました。BBクリームの適量(パール粒1粒分、直径約8mm程度)を顔全体に均一に広げてしまうと、皮膚が動く目元や口元、皮脂分泌の盛んなTゾーンに余剰な油分が残留します。この余分な油分が体温で緩み、表情の動きとともにヨレて毛穴に雪崩れ込む構造です。
BBクリームが崩れる理由と対策の根底にあるのは、「引き算の美学」です。スキンケアの油分が肌表面に残ったまま塗布を始めると、密着度は半減します。朝のスキンケア後は乳液やクリームが浸透するまで約2〜3分置き、塗布直前にティッシュオフして余分な油分を取り除くこと。そして、顔の凹凸に合わせて塗布量をコントロールする「コントゥアリング塗布」を実践するだけで、日中の耐久性は驚くほど跳ね上がります。