雷の直撃を受ければ致死率は極めて高く、側撃雷(近くの物体から人体へ放電が飛び移る現象)でも深刻な人身被害をもたらします。屋外にいる際に雷鳴を聞いた場合、「まだ遠いから大丈夫」という油断は禁物です。
安全を確保するための避難場所と危険エリアの判断基準を整理しました。
- 安全な避難場所:
- 鉄筋コンクリート造の堅牢な建物内部(窓や壁、電気機器から1m以上離れる)
- 金属製の車体で覆われた自動車・電車・バスの内部(窓ガラスや金属フレームには触れない)
- 絶対に避けるべき危険な場所:
- 高い木の下(最も危険):木の幹や枝から人体へ側撃雷が走るため、木のすべての部位から最低でも4m以上離れる必要があります。
- 開けた平地・グラウンド・砂浜・ゴルフ場:周囲に高いものがない場所では、立っている人間自身が避雷針の役割を果たしてしまいます。
- 水辺(海・川・プール):水面は電気を通しやすく、周辺への落雷でも広範囲に電流が拡散します。
- 東屋やテント、トタン屋根のプレハブ小屋:側壁がない建物や簡易構造物は落雷の直撃を防げません。