台風は現在、時速約20キロのスピードで北北西に進んでいる。海水温が例年より高い29度前後で推移している海域を通過したため、勢力を急速に強めた。気象庁の進路予報円によれば、明日午後から明後日未明にかけて西日本から東日本の沿岸部へ最も接近する見込みだ。予報円の中心を通った場合、沿岸部では瞬間的に立っていられないほどの猛烈な風が吹き荒れる。
今回の台風の大きな特徴は、強風域の広さだ。中心から半径500キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いており、台風の本体が近づく前から遠く離れた地域でも突風や局地的な大雨に見舞われるリスクが高い。暴風域に入る確率が高い地域では、風が強まる前に屋外の飛散物を室内へ取り込むなど、早めの対策を完了させることが求められる。