運転免許の本免試験における合否判定は、学科試験・技能試験ともに明確なボーダーラインが定められています。教習所卒業後に各都道府県の運転免許試験場(免許センター)で受験する学科試験は、100点満点中90点以上で合格となります。わずか10点分のミスしか許されないシビアな設計です。
一方、技能試験(教習所の卒業検定や一発試験)は持ち点100点からの減点方式が採用されており、試験終了時点で70点以上を残していれば合格となります。仮免許試験との違いを整理すると、以下のようになります。
仮免学科試験は「50問中45問正解(90%以上)」で試験範囲も第1段階の基礎知識に限られていましたが、本免学科試験は出題数が95問に倍増し、高速道路の走行や悪天候時の対応、応急救護など出題範囲が大幅に広がります。技能試験の合格ラインは仮免・本免ともに原則70点以上ですが、本免技能試験は路上コースが舞台となり、歩行者や一般車両が混在するリアルな道路環境での判断力が厳しく採点されます。