市場で最も混雑するのが、昼時の11時半から13時半にかけて。観光バスやランチを求めるビジネスパーソンが集中し、人気店の海鮮丼コーナーには長い列ができる。地元の鮮魚商に「最もスマートな訪問時間」を尋ねると、意外な答えが返ってきた。「狙い目は朝の8時半から10時の間。あるいは昼ピークが過ぎた14時前だ」という。
朝の早い時間帯であれば、店主たちがその日に上がった最高のマグロやウニ、イクラを捌きたての状態でどんぶりに盛ってくれる。朝食として贅沢な海鮮丼を味わい、食後の散策を楽しむルートこそ、地元通が密かに実践している攻略法だ。行列を回避し、静かで深みのある市場の表情を観察できる利点もある。