高校卒業後、彼はすぐに上京したわけではない。地元・長崎で一度は電子機器メーカーに就職し、サラリーマンとしての道を歩み始めた。しかし、胸の中で燃える音楽への情熱を捨てきれず、約4ヶ月で退職を決意。愛車のバイクを売り払い、わずかな資金を手に単身上京した行動力は、彼のキャリアにおける最大の転機と言える。
オーディションを経て大手芸能プロダクションのアミューズに所属してからも、最初からすべてが順風満帆だったわけではない。ピザ屋でのバイトや試行錯誤の日々を送りながら、自らの感性と表現力を研ぎ澄ませていった。サラリーマン経験というリアリティと、自力で掴み取ったチャンス。その雑草魂が、華やかなルックスの裏にある泥臭い人間味を作り上げている。