教団の起源を辿ると、大正から昭和初期にかけての激動の時代に行き着く。正式名称である「パーフェクト リバティー教団」は、文字通り「完全なる自由」を意味し、その根本には「人生は芸術である」という画期的な教理が存在する。
第2代教祖である御木徳近は、宗教を単なる戒律や苦行ではなく、自己表現と生活の美徳として再定義した。個々の人間が自らの人生を絵画のように美しく描き出すこと。この肯定的なメッセージは、戦後復興期の日本人の心に強く響き、急速に信者数を拡大させる原動力となった。各界の文化人やスポーツ選手をも魅了した教義は、日本の宗教文化に独自の色彩を添えたのである。