日本の医療現場における専門機関、すなわち日本足外科学会や日本整形外科学会においても、足部のアーチ構造や指の長さの不均衡が全身の骨格に及ぼすアライメントへの影響が深く研究されている。整形外科学の知見によれば、足元は全身を支える唯一の基礎であり、わずかな荷重の偏りが膝や腰、さらには背骨へと波及する。
人差し指が長い足型では、一歩踏み出すごとに足関節が内側へと倒れ込む「過回内(プロネーション)」が起きやすくなる。足裏の過度な倒れ込みは、すねの骨を内側にねじり、膝関節の歪みや骨盤の傾きを誘発する。一見すると足先の小ぶりな形状の差に過ぎないように思えるが、慢性的な腰痛や肩こり、冷え性といった全身の不調の原因が、実は足先のアライメント異常に端を発しているケースも少なくない。