店舗に足を踏み入れた瞬間、定価の50%〜80%オフといったプライスカードが並ぶ光景に驚く来訪者は少なくありません。しかし、これらはリサイクルショップのような中古家具ではなく、すべて新品(未使用品)として仕入れられた家具です。
家具業界の仕入れ構造に詳しい流通アナリストによると、ビッグウッドの価格破壊は「独自の現金一括直接買い付け」と「ワケあり品の戦略的回収」によって成立しています。国内外の家具メーカーが抱える試作品、ショールーム展示品、製造過程でわずかな擦り傷がついたチョイ傷品、さらにはコンテナ輸送時の端数在庫などを大量に一括現金決済で買い取ることで、極限まで仕入れ原価を圧縮しています。
「見た目にはほぼ分からない数ミリの擦れ」や「廃盤となった型落ちモデル」を受け入れる代わりに、定価数十万円の本革ソファや国産ダイニングセットを破格で提供する仕組みこそが、同店が支持され続ける最大の原動力です。