ゲジゲジの幼虫は危険?毒性の真相やムカデとの見分け方・撃退予防策

ゲジゲジの幼虫は危険?毒性の真相やムカデとの見分け方・撃退予防策

ゲジゲジの幼虫は危険?毒性の真相やムカデとの見分け方・撃退予防策の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

フローリングや壁際をササッと走る数ミリほどの白や淡褐色の虫を発見した際、まず確認すべきはその形態的特徴です。ゲジゲジの幼虫は、成虫をそのままミニチュアにしたような姿ではなく、成長段階によって見た目が大きく変化します。

卵から孵化したばかりの第1期幼虫は、体長がわずか1.5〜2.5ミリ程度しかありません。体色は成虫のような明瞭な縞模様ではなく、全体的に白っぽく半透明に見えるケースが多いため、チャタテムシやシミ(紙魚)の幼体と誤認されがちです。しかし、頭部に長い触角があり、驚くほどのスピードで直進・方向転換する動きを見せる場合、ゲジゲジの幼体である可能性が極めて濃厚です。

決定的な識別ポイントとなるのがゲジゲジの幼虫の足の数です。多足類であるゲジゲジは「増節変態(anamorphosis)」という成長プロセスを辿ります。孵化直後の足は4対(計8本)しかありません。その後、脱皮を繰り返すごとに節と脚の数が増加していき、5対(10本)、7対(14本)、9対(18本)と増え、最終的に成虫になると15対(計30本)の完全な姿へと仕上がります。足が少なくて白っぽい小さな虫であっても、糸を引くように滑らかに高速移動するなら、成長途中の幼虫と判断して間違いありません。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。