温かいタコとトマトの料理は、加熱によってトマトの甘みと酸味が凝縮され、タコの香ばしさが際立ちます。手際よく短時間で仕上げることが、タコを硬くしない最大のポイントです。
フライパンひとつで完結するタコとトマトのガーリック炒めは、まず弱火のオリーブオイルでにんにくのみじん切りと鷹の爪をじっくり熱し、香りを引き出します。強火に切り替えたら、ぶつ切りのタコと半分に切ったミニトマトを一気に投入。白ワインをひと回しし、トマトの皮がプツッと弾ける程度の加熱時間1分〜1分半で手早く火から下ろします。最後にちぎった大葉やパセリを散らせば、ご飯にもお酒にも合う逸品になります。
バル風の定番であるタコとトマトのアヒージョを作る際は、耐熱容器(スキレット)にオリーブオイル、にんにく、アンチョビ、タコ、ミニトマト、マッシュルームを並べ、中弱火でふつふつと煮込みます。トマトから染み出た旨味エキスがオイル全体に溶け込み、バゲットを浸して食べる手が止まらなくなるほどの深い味わいを堪能できます。
香ばしさを楽しみたい夜には、タコとミニトマトのオーブン焼きが最適です。耐熱皿にタコとミニトマトを敷き詰め、オレガノ、粉チーズ、パン粉を振りかけ、オリーブオイルを回しかけて200度のオーブンで約10〜12分焼き上げます。表面はカリッと香ばしく、中はジューシーな旨味が溢れ出します。