2004年に映画第1作が公開され、社会現象を巻き起こした『海猿』シリーズ。海上保安庁の潜水士・仙崎大輔役は、まさに伊藤英明の代名詞となりました。作品で見せた体脂肪率一桁台まで絞り込まれた極限の筋肉美と、命懸けの人命救助に挑む熱い魂の演技は、日本中の観客を魅了しました。
撮影に際し、伊藤は共演者らとともに海上保安庁の現役潜水士が受ける本物の過酷な訓練(スクーバダイビング講習や水深5mのプールでの極限潜水など)を完全に履修。国家資格である「潜水士」の免許を実際に取得して撮影に臨みました。制作スタッフの証言によれば、過酷な水冷環境と長時間の水中撮影においても一切弱音を吐かず、常に現場を牽引していたといいます。
『海猿』シリーズは映画4作品と連続ドラマが制作され、2010年公開の『THE LAST MESSAGE 海猿』は興行収入80.4億円、2012年の『BRAVE HEARTS 海猿』は73.3億円を記録。平成の日本映画史に燦然と輝く大ヒットを牽引し、伊藤英明は名実ともに日本を代表するトップアクション俳優としての地位を確立しました。