畳の寿命を縮めず、毎日の眠りを快適に保つためには、設置するベッドフレームの構造選びが成否を分けます。
最も推奨されるのは、和室に合うすのこベッドフレームです。天然木(ヒノキや桐など)を使用したすのこ構造は、空気の循環を促し、い草が持つ自然な調湿作用を邪魔しません。
一方で注意したいのが、脚のないすのこベッドの畳への直置きです。「通気性が良いから直置きでも大丈夫」と過信してマットレスを敷きっぱなしにすると、すのこの木部と畳の接触面に皮脂やホコリが溜まり、カビの原因になります。直置きタイプを使用する場合は、必ず週に1度はマットレスを壁に立てかけて風を通し、すのこ自体も持ち上げて畳を乾燥させる運用が求められます。
畳ベッドという選択肢のメリット・デメリット
和室の雰囲気を完全に活かすアプローチとして、フレームの床板部分自体が畳張りになっている「畳ベッド」を導入する選択肢もあります。
畳ベッドのメリット・デメリットを整理すると、布団の寝心地をそのままベッドの高さで味わえる点や、小上がり空間として腰掛けられる利便性がある反面、通常のベッドフレームより重量があり、本体価格が高額になりやすいという側面を持ち合わせています。