トップアイドル歌手として時代を築いた野口五郎と、平成のバラエティ界で輝いていた三井ゆり。全く異なるキャリアを歩んできた二人の出会いのきっかけは、1993年に放送されたフジテレビ系の大型特番『ものまね王座決定戦』での共演でした。審査員席やひな壇で同席した際、野口五郎は三井ゆりの控えめで礼儀正しい立ち居振る舞いに好感を抱いたと、後の手記や番組インタビューで振り返っています。
しかし、出会ってすぐに交際が始まったわけではありません。当初は芸能界の良き先輩・後輩という間柄が続いていましたが、バラエティ番組での再会や共通の知人を介した食事会を重ねる中で、次第に距離を縮めていきました。多忙を極める芸能活動の合間を縫い、お互いの誠実な人柄に惹かれ合っていった二人は、約数年間の真剣交際を経てゴールインに至ります。
そして2001年2月、二人は米領グアムの名門チャペルで結婚式を挙げました。青い海と空に囲まれた美しいロケーションで行われた挙式には、親族や親しい関係者のみが出席。その後、日本テレビ系で放送された結婚披露宴特番では、徳光和夫が司会を務め、高視聴率を記録しました。花嫁姿の三井ゆりを見つめる野口五郎の温かな眼差しは、現在でも昭和・平成芸能史を彩る名シーンとして語り継がれています。