老松の直営店舗は、京都の歴史的風土を色濃く残す場所に位置しており、店舗ごとに異なる特別な体験が用意されています。
歴史薫る上七軒「北野店」の季節の生菓子
北野天満宮の東門近く、石畳が続く上七軒に佇む北野店では、古くから茶道各流派のお家元や花街の席に納められてきた「老松 北野店 季節の生菓子」が並びます。有職菓子(ゆうそくがし)の伝統を受け継ぐ意匠は、二十四節気や古典文学の情景を繊細な練り切りやきんとんで表現したもの。店頭でその日の生菓子の銘や由来を伺いながら選ぶ時間は、京都観光の醍醐味といえます。
茶房を併設した「嵐山店」の限定甘味メニュー
天龍寺の門前に位置する嵐山店には、美しい中庭を望む茶房が併設されています。ここでしか味わえない「老松 嵐山店 限定メニュー」の筆頭が、希少な国産本蕨粉を贅沢に用い、注文が入ってから職人が手鍋で丹念に練り上げる「本わらび餅」です。氷水に浮かべられた漆黒のわらび餅は、箸で持ち上げると驚くほど伸び、口に入れた瞬間にとろける極上の舌触り。自家製の上品なきな粉と濃厚な黒蜜を絡めていただく体験は、嵐山散策の立ち寄りスポットとして高い評価を得ています。