SNSのコメント欄やショート動画で頻繁に引用される「わたしがごまき」というフレーズ。一体なぜこれほどまでに人々の好奇心を刺激し、記憶に刻まれ続けているのでしょうか。その真相を紐解くには、2019年春に報じられた週刊誌報道および民事訴訟記録へと時計の針を戻す必要があります。
発端となったのは、オンラインゲームのチャット機能を通じた元交際相手の男性との再会でした。当時報じられた裁判資料や報道各社の取材データによると、ゲーム内のテキストチャットにおいて、男性側から「芸能人で誰が好き?」という何気ない質問が投げかけられました。それに対して相手が「ゴマキ」と返信した直後、返ってきたメッセージこそが「私がゴマキ」という驚愕の一言でした。
画面の向こうにいるアバターの主が、かつて社会現象を巻き起こした伝説のアイドル本人であるとは、尋常の感覚では到底信じられません。このあまりにもドラマチックかつ非現実的な会話のスクリーンショットや証言内容が明るみに出るや否や、5ちゃんねるや大手まとめサイト、SNS上は瞬く間に騒然となりました。「映画や漫画でもボツになるレベルのパワーワード」「事実は小説より奇なりを地で行く神展開」と評され、ネット空間を揺るがす特大のバズへと発展したのです。