ホワイトメッシュをオーダーする際、最も多くの人が疑問を抱くのがブリーチ回数です。結論として、アジア人特有の赤みや強い黄色みを抜き去り、濁りのないホワイト領域(19レベル前後)に到達させるには、最低2回、髪質が太く硬い場合は3回の脱色工程を要します。1回のブリーチではどうしてもオレンジや強い黄色みが残り、上から薄い紫やシルバーを被せても「くすんだ金髪」や「緑がかったアッシュ」になり、純粋な白には届きません。
ネット上で「ホワイトメッシュにしたのに色落ちで失敗した」と言われる背景には、この脱色不足とオンカラーの退色メカニズムが関係しています。黄ばみを打ち消すために補色の紫を薄く乗せる「ホワイト補正」を行いますが、この染料は分子が小さく、シャンプー約3〜5回で徐々に抜けていきます。適切な脱色ができていれば「透き通るようなペールブロンド」へと綺麗に抜けますが、ブリーチ不足だと下地の汚い黄色が露出し、だらしない印象を与えてしまうのです。