本震の破壊が始まった瞬間、生死を分けるのは数秒から数分の初動判断だ。揺れをいち早く検知して警報を発する緊急地震速報は極めて有効なツールだが、震源直上では速報が届く前に強い揺れに見舞われる可能性もある。室内の家具固定やガラス飛散防止といった物理的対策が不可欠とされるのはそのためだ。
揺れが収まった直後の避難行動においては、情報収集のスピードが避難経路の選択を左右する。通信網が逼迫する事態を見越し、平時のうちにYahoo!防災速報やNHKニュース・防災といった複数の情報アプリをスマートフォンに導入し、即時通知やオフラインマップの機能を整備しておくことが重要になる。沿岸部にいる場合は、警報を待たずに高台や津波避難タワーへ直行する判断が求められる。