弟が国民的スターとして芸能界の頂点を極める一方、長男・知之さんは地元・東村山市役所に奉職し、定年まで公務員として地域社会に尽くしました。
市役所内での知之さんは非常に温厚で誠実な人柄として知られ、市民対応や庁内の業務でも信頼を集める存在でした。「志村けんの兄」であることを自分から誇示することは一切なく、地道に職務を全うする姿は同僚や地域住民からも高く評価されていました。
定年退職を迎えた後も、東村山市の社会福祉協議会などで嘱託職員として勤務を継続。2017年3月末に70歳で完全に職場を勇退するまで、約半世紀にわたって東村山市の発展を支え続けました。退職時には地元メディアや市役所関係者から労いの声が多く寄せられ、まさに「東村山の名物職員」として地域に根ざした人生を歩まれてきたのです。