コロンビアは、世界的に見てもきわめて特殊な地質学的環境に置かれている。ナスカプレート、南アメリカプレート、そしてカリブプレートという3つの主要なテクトニックプレートが複雑にひしめき合っているからだ。
特にナスカプレートが南アメリカプレートの下へと沈み込む領域は、巨大な摩擦エネルギーを生み出しやすい。専門家によると、今回の震源は比較的浅く、そのため地表に伝わる揺れが直接的かつ破壊的になったという。さらに、コロンビア国内には「ブカラマンガ・ネスト」と呼ばれる世界有数の地震多発地帯が存在し、日常的に微小地震が多発している。
「2026年に入り、太平洋を囲む環太平洋火山帯全体で地殻歪みの解放が加速している」と語る地質学者は多い。今回の巨大地震は決して偶然ではなく、広域的な地球規模の活動サイクルの一環であるという見方が強まっている。